船橋市 市船創立60周年
OBの鈴木スポーツ庁長官講演 「世界を目指せ」とエール
「市船(いちふな)」として全国に知られるスポーツ強豪校、市立船橋高校(船橋市市場)の創立60周年記念式典が31日、第1体育館で開催された。
同校は昭和32年、普通科と商業科を設置して開校した。58年に体育科が設置された。サッカーや野球、体操、吹奏楽などスポーツや文化の分野で全国を舞台に活躍している。式典で大熊みゆき生徒会長が「伝統を引き継ぎ、無限の可能性を広げていく」と挨拶した。
卒業生の鈴木大地スポーツ庁長官が駆けつけ、記念講演を行った=写真。水泳部出身で、ソウル五輪(1988年)の100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した。鈴木長官は「スポーツを通して世界とつながろう。人生が豊かになる。ぜひ、世界を目指してほしい。東京五輪にはボランティアなどいろんな参加の仕方がある。みんなで関わって成功させよう」と語った。
水泳部主将の鎌田雄大さん(16)は「偉大な先輩に続けるよう頑張る。将来は五輪に出場したい」と意気込んでいた。
また、国際基準を満たす最新体操設備や多目的ホールを備えた第3体育館で吹奏楽部が独自の「吹劇」を披露。体操競技部が演技を行った。
市立船市立船橋高校(船橋市市場4)で約1年半にわたって工事をしていた第3体育館が完成し、1月23日、報道陣向けの内覧会が行われた。
船橋高校第3体育館がお披露目 体操や吹奏楽など強豪練習にも活用
第3体育館は2016年4月~2017年12月に建て替え工事を行い、総工事費用26億1,350万2,000円かけて完成。床面積は1階部分の体操用体育館が約378坪、地下2階の多目的ホールが約295坪。鉄筋コンクリート造りで地上2階、地下2階という構造。
旧体育館は1960(昭和35)年に落成。老朽化と耐震の問題で2014年から新第3体育館の新築計画が立ち上がった。施工事業者は、新築工事が日本国土・京葉都市特定建設工事共同企業体。機械設備工が朝日・ケイハイ特定建設工事共同企業体。電気設備工事はケイハイ。工事管理委託を教育施設研究所で実施。
1階体育館部分は、オリンピック候補者を多く輩出している体操部の練習で主に使用、一般生徒の体育授業でも使われるという。体操フロアのほかに部室として3室を用意。国際大会の基準を満たす照明器具や、空調、体操器具などを完備しているが、天井の高さが不足しているため、高校レベルの大会は開催できないという。
体操器具は、床、鉄棒、平行棒、あん馬、つり輪、跳馬、助走路・跳躍板、ピット、タンブリングトランポリン・タンブリングパネル、ピットトランポリン、着地マットなどを装備。すべて国際体操連盟公認のものをそろえている。
地下2階部分は、防音壁を配備した多目的ホールとして活用。放課後は、吹奏楽部の練習に使用されるほか、バドミントン部、バレー部、ダンス部なども第1・第2体育館と交代で練習に使う。
約1200人を収容する全校集会や、400人余りの各学年集会でも活躍する。水脈が地下1.5メートルに流れているため、地下部分は特に湿気対策の空調設備が充実。可動式の座席400席を配し、研究室のほか防音壁を備えた多目的室が3室ある。
本日、船橋市前原西自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
船橋市金杉船橋市立医療センターに通院治療をされ戻りました。